損切りは難しい
投資における損切りの重要性はもはや説くまでもないのだが、これがなかなか難しいのである。損切りにルールを設けていても、「今回はいつもと違う」とあっさりルールを破る。よほど自分に厳しいストイックな人間でない限り、無理な注文なのだ。だが損切りが当たり前のように出来る人は、労せず利益を出すことが出来る。負け続けていた人が損切りが出来るようになって勝てるようになったという話はよくあるものだ。では普通の人が損切りできるようになるにはどうすればよいのか。
分散の効果
分散と聞くと、現金、株、債券など資産クラスの分散をイメージしてしまうが、ここでは個別株の銘柄分散の話である。銘柄を厳選し、少ない銘柄で勝負するには相当の目利きが必要だろう。そして厳選しただけに損切りが難しく、自分の間違いを認めるのは思った以上に苦しいものである。
そこで、ビジネスが順調な企業で比較的割安感がある業界大手銘柄、いわゆるつまらない銘柄に投資してみてはどうだろうか。その企業について調べるのは最低限にしておく。愛着を持たないようにするためだ。そういった銘柄を複数持っていると、上がる銘柄、下がる銘柄、ヨコヨコの銘柄が出てくる。上昇相場なら全体では含み益となってるはずなので、下がる銘柄を損切りして別の銘柄に投資することを繰り返す。全体で含み益の状態だと意外と損切りしやすいのである。下落相場は、利確して休むか、ヘッジするしかない。つまらない銘柄は大きな下落は少ないから安心して持てるだろう。
買った銘柄が全部下げたらどうする?
運が無いので投資はやめて、逆神としてYouTubeでも始めた方が良いだろう。
あるじは、現時点で何銘柄くらいに投資してるの?
うむ、20銘柄くらいじゃな
そのうち含み損は2銘柄
それぞれ1~2%程度のマイナス
全体の含み益は300万くらいじゃな
学習:YouTuberは逆神
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