金融緩和策は現状維持
大方の予想通り。日経平均は一時3万6900円台に乗せたが、発表後から上げ幅を縮小し利益確定の動きか。持ち株の中ではリートが弱い、現状維持ではあるが金利上昇を懸念しているのであろう。
インフレ見通しも今年は下方修正、来年は上方修正と安定的にインフレが継続するということだろう。マイルドなインフレは株・不動産などの資産、賃金の上昇で経済的には良い流れではあるが、投資をしてない日本人には物価上昇だけが重荷になる。インフレになると企業の収益も伸びるのだが、中小企業の賃金への反映は遅れるだろう。なにせ今まで大幅な賃金アップなどやったことがない企業ばかり、賃金を上げれないところは人が雇えなくなり潰れる。それでよい、それが普通である。
投資方針
10年国債金利は昨年1.0%付近まで上昇するも、その後は下落し現在は0.6%台。期待インフレ率は1%を超えている。実質マイナス金利である。
リート全体の長期借入金利の平均は0.6%程度で、こちらも実質マイナス。今後この金利は上昇し、収益を圧迫すると考えられるが、それ以上にインフレによる賃料収入、資産価格の上昇が上回ると考えるのが自然だろう。株の上昇に比べると、リートは弱い。リートに妙味がありそうな気がするのは私だけだろうか。
みりおん
学習:リートが美味しいかも
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