日本株
利確:1,630,060円
配当:527,800円
含み益:3,664,900円
日経平均の2024年終値は35年ぶりに高値を更新した。7月には4万2千円台の過去最高値を付けたかと思うと、8月には過去最大の暴落に見舞われる忙しい年であった。
私は高配当個別株を中心に取引をしているため、日経平均に比べると値動きは穏やかではあったが、それでも大暴落時にはストップ安になった銘柄もあり、何年投資をやっても暴落は嫌なものである。
投資方針としては、大型の高配当銘柄を1銘柄100万円程度を目安に購入。100万円を1単元分越えたらその部分を売却し、1単元分下げたら追加購入するのを機械的にやっている。このやり方でそれなりのリターンは出せるのだが、日経平均は20%ほどのリターンなので今年は負けである。
インデックスに勝つのがいかに難しいかを実感する年となってしまったが、上げ下げが緩やかな分メンタル的には易しいこのやり方を今後も実施していく。
また、遊びとして日経レバで短期売買もやっている。今年は4戦全勝で60万円弱の利益となった。だが8月の大暴落で危うく大損するところだったのでそれ以降はやっていない。いや怖くなって出来なくなったと言ったほうが正しいかもしれない。メンタルを無駄に揺さぶるのはしばらく止めようと思う。
米国株
利確:979,263円
配当:28,342円
含み益:9,774,142円
S&P500は見事な右肩上がりとなった1年だと言ってもいいだろう。そして円安の影響も加わり私がメインで購入しているSBIのS&P500インデックスファンドは40%のリターンと驚異的なものになった。
旧一般NISAの2020年枠は非課税期間満了で特定口座に移管されたが、120万円が370万円と3倍越えになったのも驚きである。これだけで50万円程度の税金が免除されるのだから、非課税枠のメリットは非常に大きいと感じる。コリン星から来た人にはこのメリットが分からないようだが、陰謀論的な声は無視して使い倒すことをお勧めする。
米国株は基本的に長期運用のみなのだが、利確しているのはレバナス、レバFANG+の遊びの部分である。レバナスは40%リターンとS&P500と変わらないが、レバFANG+は100%近いリターンで1年で2倍になったことになる。これはさすがに加熱しすぎな感じもするが、ここからさらに伸びる可能性も否定できないところが、メガテックの強さでもある。
レバナス、レバFANG+は取り合えず放置しておくとしよう。
不動産
利確:-599,519円(損失)
配当:538,112円
含み益:898,960円
J-REITへの投資となるのだが、今年はこの割合を増やしている。その結果は少々マイナスとなっているのだが、個人的には平均利回りが5%を超えている今は割安圏、安全圏とみており20%の比率で投資しようと思う。
インカムゲインをメインとしているのだが、ホテル系の銘柄は変動賃料の影響なのか利回りが良く価格も上昇しており、含み益も出ている状態である。
利回りが良く、時価総額の大きい個別銘柄を購入していたのだが、ETFでも十分利回りが良いので、今後はETFを購入する予定である。
債権
利確:-74,654円(損失)
配当:353,555円
含み益:370,855円
利回り3%程度といったところだろうか。何かあった場合のクッション材なので10%の比率で投資する感じで良いと思う。
2024年のまとめ
投資環境としては総じて良かった年といってもよいだろう。12月ギリギリで資産7000万円に到達できたことはうれしい限りではあるのだが、ちょっとした下落で7000万円を割り込むことになる。一喜一憂しても仕方がないことは、15年も投資をやっていれば重々承知しているのだが、1億円到達が数年前では資産を何倍にもする必要があり非現実的だったのが、あと40%程度のリターンで1億円に到達すると考えると現実的に感じてしまう。ここからはより安全なものに投資して欲張らないようにしようと思う。
2025年はどのような投資環境となるのか。米国は大統領が交代し、日本も少数与党で政権が不安定となっている。このような状況で大きなリターンを期待する必要はない。マイナスもあると考え資産を守るほうが大切なのである。投資歴はそこそこ長いとはいえ単なる凡人。それなりに機能しているポートフォリオを淡々と運用するだけしか出来ないのである。
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